
糖尿病でも抜歯やインプラントは可能?歯周病との関係と安全な治療の進め方
2026年02月12日 08:23
全身疾患と歯科治療:糖尿病の方が安心して治療を受けるためのポイント
糖尿病があると、歯科治療は受けられないのではと不安になる方は少なくありません。実際には、多くのケースで歯科治療は可能です。ただし、感染しやすい、治りにくい、血糖が変動しやすいなど、糖尿病ならではの注意点があるのも事実です。
大切なのは、怖がることではなく、何を確認し、どう準備すれば安全に進めやすいかを知ること。この記事では、糖尿病の方が歯科治療を受けるときに起こりやすいこと、歯周病との関係、受診前後の具体的な注意点、抜歯やインプラントなど処置別の考え方を、歯科目線でわかりやすく整理します。
那須塩原清水歯科矯正歯科でも、糖尿病の治療中の方が安心して通えるよう、問診での情報共有や体調確認、必要に応じた医科との連携を重視しています。治療の可否はお一人おひとりで異なるため、まずは現状を共有し、安全な進め方を一緒に組み立てることがスタートになります。
全身疾患と歯科治療 糖尿病で起こりやすいこと
糖尿病の方が歯科治療で気を付けたいポイントは、大きく分けて3つあります。感染や炎症が起こりやすいこと、傷が治りにくいこと、そして治療当日のストレスや食事変化による血糖変動です。
とはいえ、糖尿病があるから治療ができないと決めつける必要はありません。歯科側が知りたいのは、今のコントロール状況、服薬状況、合併症の有無、そして当日の体調です。これらがわかると、治療の順番や範囲、予約時間、術後の観察方法などを調整しやすくなり、安全性も高まります。
那須塩原清水歯科矯正歯科では、初診時や治療前に、体調やお薬、最近の血糖管理の状況を丁寧に確認し、必要があれば主治医へ照会しながら、無理のない治療計画を立てることを大切にしています。
感染しやすい・炎症が強くなりやすい理由
高血糖の状態が続くと、体の防御反応がうまく働きにくくなり、細菌に対する抵抗力が下がりやすいと考えられています。口の中は細菌が多い環境のため、歯ぐきの炎症が強く出たり、抜歯後などに感染リスクが上がったりすることがあります。
たとえば、歯周病で歯ぐきが腫れている状態のまま外科処置をすると、炎症が長引いたり、痛みや腫れが強くなったりする場合があります。だからこそ歯科では、いきなり大きな処置をするのではなく、先に炎症を落ち着かせる治療から始めることがあります。
傷が治りにくい・治療後の経過が読みにくい理由
糖尿病があると、血流や組織の回復力に影響が出て、傷の治りがゆっくりになりやすいことがあります。抜歯後の穴がふさがるまで時間がかかったり、歯周外科後の腫れが引くまで長引いたりすることもあります。
歯科が経過観察を重視するのは、トラブルを怖がっているからではありません。小さな変化を早めに拾い、必要な対応を早期に行うためです。その結果として、治療計画が段階的になったり、通院回数が増えたりすることがありますが、これは安全に進めるための工夫だと捉えてください。
治療ストレスや食事変化による血糖変動(低血糖含む)
治療当日の緊張や痛み、食事量の変化、痛み止めの服用などは、血糖が揺れるきっかけになります。特に注意したいのが低血糖です。治療前に食事を抜いてしまったり、いつも通りに薬を使ったのに食事量が少なかったりすると、低血糖を起こす可能性があります。
低血糖のサインは、人によって感じ方が異なりますが、冷や汗、動悸、手の震え、強い空腹感、ぼんやりするなどが代表例です。いつもと違う感じがしたら、遠慮せず早めに伝えることが大切です。
糖尿病と歯周病は相互に影響します
糖尿病と歯周病は、それぞれ別の病気に見えて、実は互いに影響し合う関係があるといわれています。歯周病は歯ぐきの炎症が続く病気で、炎症が慢性的に続くと、体全体にも負担がかかりやすくなります。一方で、糖尿病の状態によっては、歯ぐきの炎症が悪化しやすく、歯周病が進みやすくなることがあります。
この章の結論はシンプルです。糖尿病の方ほど、歯周病の治療と維持管理が重要になりやすいということ。歯を守るためだけでなく、全身管理の一部として口の炎症を減らす意識が役立つ場面があります。
歯周病があると、血糖コントロールに影響する可能性
歯周病は、歯ぐきの中で細菌と炎症が続く状態です。イメージとしては、体の中に小さな火種がずっと残っているようなもの。炎症が続くと、体はそれに対抗しようとしてさまざまな反応を起こします。その結果、血糖コントロールが難しく感じる人がいる可能性が指摘されています。
たとえば、歯ぐきが腫れやすい、歯みがきで出血しやすい、口臭が気になる、歯が浮いた感じがする。こうしたサインがある場合、口の中の炎症を減らすことが、生活全体の整えやすさにつながることがあります。歯科受診は口だけの問題ではないと考えると、治療に前向きになれる方も多いです。
糖尿病があると、歯周病が進みやすい可能性
糖尿病の状態によっては、歯ぐきの抵抗力が下がり、炎症が強く出やすいことがあります。そのため、歯周病が進んでから気づくのではなく、早めにケアを始めることが重要です。
具体的には、歯ぐきの腫れや出血が続く、以前より歯石がつきやすい気がする、歯が長く見える、歯と歯の間にものが詰まりやすいなどがサインになります。これらは忙しいと見逃しがちですが、糖尿病の方こそ早期対応でメリットが大きくなりやすいポイントです。
歯周病治療・メンテナンスが大切な理由
歯周病治療は、治療して終わりではなく、治療後の維持がとても重要です。歯周病は再発しやすい病気で、特に糖尿病の方は炎症が強くなりやすいことがあるため、定期的なチェックとクリーニングで小さな変化を早めに整えることが効果的です。
通院間隔の目安は、お口の状態やセルフケアの安定度で変わります。たとえば、歯ぐきの炎症が落ち着きにくい時期は短めの間隔で、安定してきたら少しずつ間隔を調整する、といった考え方が一般的です。
那須塩原清水歯科矯正歯科では、歯周ポケットや出血の有無、歯石のつき方、磨き残しの傾向を踏まえ、無理なく続けられるメンテナンス設計を一緒に考えます。詳しくは歯周病治療のページもあわせてご覧ください。

歯科受診前に必ず伝えたいこと(糖尿病の方のチェック項目)
糖尿病の方の歯科治療で、最も大事なのは情報共有です。伝える内容は難しくありませんが、理由がわかると伝えやすくなります。歯科側は、治療の安全性を上げるために、薬、血糖管理の状況、合併症、体調変化の傾向を知りたいのです。
初診時は特に、問診票だけでは拾いきれない情報があります。遠慮せずに、心配なことや過去の経験も含めて話してください。たとえば、以前歯科治療で気分が悪くなった、低血糖を起こしたことがある、治りが遅かった経験がある。こうした情報は、予約時間や治療の進め方を調整するヒントになります。
治療中の薬(インスリン・内服薬)と飲み方の基本
糖尿病治療薬は、自己判断で止めないことが基本です。歯科治療のために薬を抜くと、逆に高血糖になり、感染や治癒に不利になる場合があります。
一方で、当日の食事量や処置内容によっては、内科主治医が個別に指示を出していることもあります。そのため、歯科で一律にこうしてくださいとは言い切れません。大切なのは、内科の指示を優先しつつ、歯科にも服薬状況を正確に伝えることです。
初診時は、お薬手帳や薬の一覧、インスリンの種類や打つ時間帯などがわかるものを持参するとスムーズです。那須塩原清水歯科矯正歯科でも、お薬の種類によって注意点が変わるため、確認の時間をしっかり取ります。
直近のHbA1cや血糖の状況、合併症の有無
歯科では、糖尿病のコントロール状況の目安として、HbA1cや最近の血糖の傾向を参考にすることがあります。ただし、数値だけで治療可否を断定するものではありません。体調、炎症の程度、処置内容、合併症などを含めて総合的に判断します。
合併症としては、腎機能の低下、心血管の病気、神経障害、網膜症などが挙げられます。これらは、麻酔や薬、処置後の管理に影響することがあります。該当する方は、遠慮なく共有してください。
必要に応じて、那須塩原清水歯科矯正歯科では主治医に文書で照会し、治療の安全性を高める材料にします。
体調が悪い日・発熱や強い口内炎がある日の判断
糖尿病の方は、体調不良があると血糖が乱れやすく、感染や炎症も重なりやすいことがあります。たとえば、発熱している、強い倦怠感がある、食事が取れていない、口内炎が広範囲で痛い、といった状態では、無理に歯科治療を進めないほうがよいケースがあります。
延期が必要か迷うときは、我慢して来院するより、まず連絡して相談するほうが安全です。症状によっては、先に内科受診が必要な場合もあります。那須塩原清水歯科矯正歯科でも、当日の状態を伺い、治療の優先順位と安全性を一緒に考えます。

治療当日の注意点(食事・予約時間・低血糖対策)
糖尿病の方の受診当日は、空腹を避ける、低血糖に備える、体調変化を伝えるの3点が特に重要です。これらは歯科が念のために言っているのではなく、治療中の体調変化を起こしにくくし、万一起きても早く対応するための現実的な工夫です。
少し意識を変えるだけで、治療の不安はかなり軽くなります。できる範囲で準備していきましょう。
空腹での受診を避ける理由と、予約時間の考え方
空腹での受診は、低血糖のリスクを高めます。特に、いつも通りに薬を使っている場合は、食事と薬のタイミングがずれるほど低血糖が起こりやすくなる可能性があります。
一般的には、普段の生活リズムを大きく崩さない予約時間が向きます。たとえば朝食後の時間帯や、昼食後の時間帯などです。朝の受診が向く方もいますが、それは生活パターンや通院距離、薬の種類、低血糖の起こしやすさで変わります。
那須塩原清水歯科矯正歯科では、治療内容に応じて予約時間の相談も可能です。低血糖が心配な方、長時間の治療が不安な方は、短時間で区切る計画も含めて検討します。
低血糖が心配な方へ(持参すると安心なもの)
低血糖が心配な方は、すぐに糖分補給できるものを持っているだけで安心感が増します。たとえば、ブドウ糖タブレット、砂糖入り飲料、小さなゼリー飲料などです。普段から使い慣れているものがよいでしょう。
また、低血糖のサインは自分が一番気づきやすいことが多いです。冷や汗や手の震え、ぼんやり感など、いつもの前ぶれがある方は、早めにスタッフへ伝えてください。必要であれば、付き添いの検討も安心材料になります。
医院側としても、表情や受け答えの変化を見逃さないよう声かけを行い、無理のないペースで進めることが大切です。
治療中に気分が悪くなった時の対応(医院側の動き)
治療中に気分が悪くなったら、まず手を挙げるなど合図をしてください。歯科では一般的に、治療を中断し、姿勢を整えて休憩し、必要に応じてバイタル確認を行います。
その上で、低血糖が疑われる場合は糖分補給を検討し、改善しない場合や重い症状がある場合は医療機関との連携を行います。大事なのは、早めに気づいて、早めに止めることです。
那須塩原清水歯科矯正歯科でも、持病のある方が安心して治療を受けられるよう、体調変化への対応手順を院内で共有し、無理に治療を続けない運用を徹底しています。

処置別に見る注意点(抜歯・歯周外科・インプラント等)
糖尿病の方の検索で多いのが、抜歯して大丈夫か、インプラントはできるのかといった疑問です。結論としては、治療の可否は糖尿病のコントロール状況と、処置の侵襲度、口腔内環境、合併症などを総合して個別判断になります。
歯科が重視するのは、今やるべき処置かどうか、炎症を落ち着かせてからのほうが安全か、術後に十分な観察とケアができるかです。必要があれば主治医に照会し、より安全な計画にします。
抜歯で気を付けるポイント(感染・治り・抗菌薬)
抜歯は外科処置なので、糖尿病の方では感染予防と治癒の観察が特に重要になります。抜歯後は、痛みや腫れが一定期間出るのは自然な経過ですが、感染が起きると、腫れが強くなったり、痛みが増したり、膿が出たりすることがあります。
そのため、歯科では口腔内の炎症を事前に整えたり、抜歯後の清掃指導を丁寧に行ったりします。抗菌薬の使用や止血の考え方は、処置内容と全身状態で変わります。自己判断で飲み方を変えないことが大切です。
那須塩原清水歯科矯正歯科では、抜歯の必要性がある場合でも、急ぐべきか、先に歯周治療をするか、分割して進めるかなど、リスクを下げる選択肢を一緒に検討します。必要に応じて主治医へ照会し、安心して受けられる条件を整えます。
抜歯当日の食事と薬、痛み止めの考え方
抜歯当日は、痛みや違和感で食事量が減りやすくなります。糖尿病の方は、食事量の変化が血糖に影響しやすいので、食べやすいものを準備しておくと安心です。たとえば、やわらかいご飯、スープ、豆腐、ヨーグルトなど、噛まなくても摂れる食品を用意しておくと役立ちます。
薬については、内科主治医の指示を優先し、歯科の処方薬も含めて飲み合わせや飲むタイミングを確認しましょう。痛み止めも、自己判断で回数を増やしたり減らしたりせず、歯科に相談して調整することが安全です。お薬手帳があると判断がスムーズになります。
歯周外科・根管治療など、炎症が強い治療の進め方
歯周外科や根管治療など、炎症が強い状態に関わる治療は、糖尿病の方では段階的に進めることがよくあります。理由は、いきなり大きく介入すると腫れや痛みが強く出たり、治りが読みにくくなったりすることがあるためです。
たとえば、まずは炎症を落ち着かせる処置を行い、セルフケアを整え、落ち着いたタイミングで次のステップに進む。こうした設計は、遠回りに見えても、結果的にトラブルを減らしやすい方法です。
那須塩原清水歯科矯正歯科では、歯周病治療や根管治療についても、炎症の状態を見ながら無理のないペースで計画を立てます。詳しい治療内容は歯周病治療ページ、根管治療ページも参考にしてください。
インプラントや外科処置を検討する時の考え方
インプラントなどの外科処置は、全身状態と口腔内環境の両面から適応を判断します。糖尿病があるから絶対にできないという話ではありませんが、感染や治癒の観点から、より慎重な計画が必要になる場合があります。
ここで重要なのが、歯周病のコントロールとメンテナンスの継続です。インプラントは入れて終わりではなく、長期的には清掃と定期管理が成功率に関わります。喫煙習慣がある方は、治癒や感染リスクの面で不利になりやすいことがあるため、必要に応じて生活習慣も含めて相談していきます。
那須塩原清水歯科矯正歯科では、カウンセリングで希望を伺いながら、検査結果と全身状態を踏まえ、メリットと注意点をわかりやすく整理して提案します。医科との連携が必要な場合は、照会を行った上で安全性を優先して進めます。

治療後に気を付けたいこと(回復を早め、トラブルを防ぐ)
治療が終わった後の過ごし方で、経過が変わることがあります。糖尿病の方は、腫れや痛みが長引きやすいことがあるため、普段以上に早めの相談が大切です。
ポイントは、通常の経過と、早めに連絡したいサインを知っておくこと。そして、食事が取りにくいときの血糖管理に注意することです。
腫れ・痛み・出血が続く時に見逃したくないサイン
処置後に腫れや痛みが出るのは珍しくありません。ただし、時間がたつほど悪化する、腫れがどんどん広がる、強いズキズキが続く、膿のようなものが出る、発熱がある、といった場合は早めの連絡が望ましいことがあります。
出血も、少量のにじみは起こり得ますが、ガーゼを替えても止まりにくい、口の中に血がたまるように感じる場合は、無理をせず連絡してください。判断に迷うときほど、遠慮なく相談してよいテーマです。
食事がとりにくい時の血糖管理の注意
治療後は、痛みや違和感で食べる量が減ったり、食事回数が変わったりします。糖尿病の方は、こうした変化が血糖に影響しやすいので注意が必要です。
ただし、薬の調整は非常に個別性が高い領域です。自己判断で薬を抜いたり、逆にいつも以上に使ったりするのは避け、内科主治医の指示を最優先にしてください。食事が取れない状態が続く場合は、早めに歯科と内科の双方に相談することが安全です。
再発予防のセルフケアと定期メンテナンス
糖尿病の方が歯科で目指したいのは、炎症を起こしにくい口の状態を維持することです。そのためには、毎日のセルフケアと、医院でのプロケアの役割分担が欠かせません。
セルフケアでは、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスを生活に合う形で取り入れるのが効果的です。たとえば、夜だけ歯間ケアを追加する、まずは奥歯から始めるなど、続けやすさを優先して習慣化すると長続きします。
医院のメンテナンスでは、歯石やバイオフィルムの除去だけでなく、磨き残しの癖の確認、歯ぐきの状態の定点観測ができます。那須塩原清水歯科矯正歯科でも、クリーニングとあわせて、歯周病再発を防ぐセルフケアのコツを具体的にお伝えしています。メンテナンス・クリーニングのページも参考にしてください。
当院の糖尿病の方への安全管理体制(医科歯科連携・緊急対応)
糖尿病の方の歯科治療は、治療技術だけでなく、安全管理の設計がとても重要です。那須塩原清水歯科矯正歯科では、糖尿病の治療中の方が安心して通えるよう、事前の情報共有と当日の体調確認、必要時の医科歯科連携を大切にしています。
まず初診時には、糖尿病の治療状況、服薬内容、低血糖の経験、合併症の有無、最近の体調変化などを丁寧に確認します。お薬手帳や検査結果が手元にあると、より正確に把握でき、治療計画に反映しやすくなります。
処置内容によっては、主治医に文書で照会し、治療のタイミングや配慮点について情報共有を行うことがあります。これは、できるかできないかを決めつけるためではなく、より安全に進める条件をそろえるための手順です。
また、治療当日は体調変化が起こりうることを前提に、無理のない予約時間や治療時間の設定を検討します。緊張しやすい方、低血糖が心配な方には、早めの合図や休憩の取り方なども事前に共有し、万一の体調不良時も治療を中断して対応できる体制を整えています。
糖尿病の方の治療は、患者さんが頑張る治療ではなく、医院が一緒にリスクを下げる治療です。不安なことがあるほど、早い段階で共有していただくことで、選べる対策が増えます。

よくある質問(糖尿病と歯科治療)
糖尿病だと、歯を抜けないことがありますか?
糖尿病だから抜歯できないと一律に決まるわけではありません。ただし、血糖コントロールの状況、歯ぐきや周囲の炎症の強さ、合併症の有無、抜歯の難易度によって、進め方は変わります。
たとえば、急性炎症が強い場合は、先に炎症を落ち着かせてから抜歯を検討することがあります。また、必要に応じて主治医に確認し、術後の管理も含めて安全に進める方針を取ります。那須塩原清水歯科矯正歯科でも、抜歯が必要な理由とリスク、代替案があるかを整理し、納得できる形で計画を立てます。
麻酔や痛み止めは使えますか?
多くの場合、歯科の局所麻酔や痛み止めは使用できます。ただし、持病の状態、服用している薬、合併症の有無によって配慮が必要になることがあります。特に、腎機能に影響がある方や、心血管の病気がある方などは、薬の選び方や量の調整が必要になる場合があります。
安全のために、お薬手帳の持参がおすすめです。那須塩原清水歯科矯正歯科では、薬の情報を確認したうえで、必要があれば主治医と連携しながら進めます。
歯周病治療で血糖が良くなるって本当ですか?
糖尿病と歯周病は相互に影響し合う可能性があるといわれており、歯周病治療が血糖管理に良い影響を与える可能性が指摘されています。ただし、効果の出方には個人差があり、歯周病治療だけで糖尿病が改善すると断定することはできません。
歯科でできるのは、口の炎症を減らし、噛める状態を整え、清掃しやすい環境を作ることです。糖尿病そのものの治療は内科が中心になります。両者を混同せず、内科治療を続けながら、歯科でも炎症管理を積み重ねる、という理解が現実的です。

まとめ
糖尿病の方が歯科治療を受けるときは、感染や炎症、治りにくさ、血糖変動といった特有の注意点があります。だからこそ重要なのは、事前共有、当日の準備、処置別の配慮、治療後の観察を押さえて、リスクを下げながら進めることです。
受診前には、薬の内容、最近のHbA1cや血糖の傾向、合併症、低血糖の経験、体調変化を伝えることで、歯科側が安全な計画を立てやすくなります。当日は空腹を避け、低血糖に備え、いつもと違うサインがあれば早めに伝えることが大切です。抜歯やインプラントなどの外科処置は、コントロール状況と口腔内環境を踏まえた個別判断になり、必要に応じて医科歯科連携が役立ちます。
那須塩原清水歯科矯正歯科では、糖尿病の治療中の方が安心して通えるよう、丁寧な問診と体調確認、必要時の主治医への照会、治療後の経過観察を重視しています。治療の可否や不安を一人で抱え込まず、まずは相談・カウンセリングで状況を確認し、内科主治医とも連携しながら、安全な治療計画を一緒に立てていきましょう。