那須塩原清水歯科・矯正歯科

子供の矯正治療はいつから始める?1期・2期の違い、費用、装置、後悔しないポイントまで

子供の矯正治療はいつから始める?1期・2期の違い、費用、装置、後悔しないポイントまで

2026年02月02日 06:48

子供の矯正治療はいつから始める?1期・2期の違い、費用、装置、後悔しないポイントまで

子供の矯正治療を考え始めると、いつから始めるのが良いのか、本当に必要なのか、装置はどれが合うのか、費用はどれくらいかかるのか…疑問が一気に増えます。さらに、やらなきゃよかった、意味なかったといった後悔の声も見かけると、不安になりますよね。

結論から言うと、子供の矯正は年齢だけで決めず、歯の生え変わりと顎の成長、噛み合わせ、癖の有無をセットで見て判断するのが近道です。この記事では、開始時期の目安、一期治療と二期治療の考え方、装置の選び方、費用の内訳、後悔を避けるコツまで、判断基準が整理できるようにまとめます。


子供の矯正治療とは?1期治療・2期治療をわかりやすく整理

子供の矯正治療が大人の矯正と大きく違うのは、成長を味方にできる点です。歯を並べるだけでなく、顎の幅や前後のバランス、歯が生えてくる道筋を整えることで、将来の負担を軽くできる可能性があります。

その考え方を分かりやすくするのが、一期治療と二期治療という整理です。簡単にいうと、一期は土台づくり、二期は仕上げです。ただし、必ず二段階で進むわけではなく、お口の状態により選び方が変わります。ここを最初に押さえると、このあと出てくる開始時期や装置選びがスムーズになります。

1期治療の目的は顎の成長と永久歯のスペースづくり

一期治療は、乳歯と永久歯が混ざる時期を中心に行うことが多い治療です。目的は、歯を大きく動かして整列させることよりも、永久歯が並びやすい環境を整えることにあります。

たとえば、顎が小さくて歯が並ぶスペースが足りない場合、歯が重なって生える原因になります。そこで顎の幅を広げたり、上下の顎の前後関係を整えたりして、歯が出てくる余地や道を作るイメージです。専門的には骨格や成長方向を評価して進めますが、要点は土台を整えることで将来の治療負担を減らすことです。

2期治療は永久歯が生えそろってからの仕上げ

二期治療は、永久歯が生えそろった後に、歯の位置を細かく整えて噛み合わせを仕上げる段階です。内容は大人の矯正に近く、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などで歯並びを最終調整します。

一期で顎やスペースの問題が改善していると、二期が短くなったり、治療方法の選択肢が広がったりする場合があります。一方で、一期を行っていても、最終的な歯の向きやかみ合わせの微調整が必要になることは珍しくありません。ここは症例によるため、治療前のゴール設定と経過観察が重要です。

1期だけで終わる?2期が必要になる?判断のポイント

一期は土台づくりなので、一期だけで理想的に仕上がるケースもあれば、二期で仕上げが必要なケースもあります。判断のポイントは次のような点です。

  • 永久歯が生えそろった時点で、歯の傾きやねじれ、隙間、噛み合わせのズレが残っているか

  • 顎の成長が予測どおりに進んでいるか

  • 習癖や口呼吸など、歯並びに影響する要因が続いていないか

大切なのは、一期の段階でどこまでを目標にするかを明確にし、二期の可能性も含めて見通しを共有してもらうことです。途中で方針が変わること自体は失敗ではなく、成長に合わせて最適化していくのが小児矯正の特徴です。